トイレのリフォームを失敗しないための7つのこと
トイレのリフォームは金額的にもほかの場所と比べると安価なので、する方も多いと思います。トイレだけのリフォームなのか間取りを変更するリフォームかで違いますが、失敗してしまわないための7つのことをご紹介します。
水圧
基本的なところですが、専門的な知識が必要でもあるのが、水圧です。
マンションに関しては特にですが、マンションの給水方式によって水圧が異なります。なので、水圧が弱いところに関しては、タンクなしのタイプではなくタンクありの製品を選ぶことをおすすめします。
リフォームされる人にとっては、タンクがあるトイレが見た目が悪いから変えたいという方もいるのではないでしょうか。私も要望でお客様から見た目をスッキリしたいといわれたことがありましたが、タンクレス以外でもタンクを隠すタイプもあるので、水圧が弱いマンションはタンクを隠す収納があるトイレがおすすめです。
寸法
一番重要なのが、寸法です。当たり前だろと思うでしょうが、今のトイレがどのくらいの大きさかわかりますでしょうか。普通の方は測ったことないと思うので知らないのではないでしょうか。
間取りを変更する際のリフォームは今まで使っていた寸法が少しでも小さくなってしまうと狭いと感じます。なので、寸法を確認しておくことは重要です。また、今のトイレが少し狭いなと感じられる方は5cmでも良いので、広げると良いと思います。
天井高さ
団地や間取りの制限でトイレを大きくできないという家もあると思います。
しかし、幅や奥行きだけではなく、高さを変えてあげることもできます。あまり、高くしてしまうと逆効果になる場合もありますが、今の高さが低い場合はそれだけでも圧迫感でなくなると思います。
団地のリノベーションをした際には大きさが変えられなかったので、高さを変更して、設計したところ、喜んだいただけました。
手洗い器
手洗い器がついていないので、別につけたいという方もいるでしょう。
そのようなときは間取りなど制約によりますが、手洗い器はつけることができます。最悪リモデルタイプという製品があるので、それを利用してみてください。
また、手洗い器をつける際の注意ですが、奥様がリフォームや新築の際、熱心に打ち合わせをされることが多いですが、手洗い器をつけた際に気になるのは一番からだが大きい方なので、注意しましょう。また、手洗い器のサイズも部屋の大きさに合わせて上げないと窮屈に感じてしまうかもしれません。
収納
収納は考え方によりますが、掃除道具とトイレットペーパーが入る収納を作ってあげると便利でスッキリすると思います。
床材
フローリング、タイル、フロアタイル、クッションフロアなど種類がありますが、安価で継ぎ目がないものがクッションフロアになります。
デザイン性と機能性をどこまで求めるかで決めると良いと思います。
壁紙
壁紙は機能性のあるものが多いので、迷う方はそれを重視して選ぶと良いと思います。
また、毎日使う空間ですが、長い時間使う空間ではないので、遊び心をもってコーディネートしてもよいと思います。
まとめ
トイレは狭い空間ですが、毎日みんなが使う空間なので、少しでも検討する際の役に立てばと思います。
