鏡を玄関に取り付ける位置・風水との関係とは
玄関に鏡は必ずといって良いほど、配置しますよね。設置していない家の方が少ないのではないでしょうか。
そんな鏡ですが、取り付けの位置によって、姿見のミラーとしての使いやすさが変わるので、おすすめの位置やサイズ、種類を紹介します。また、風水的にもどこの位置や種類に設置するのが良いかどうかを書いてみました。
取り付ける位置・サイズ
玄関に鏡を設置するとき高さや寸法を迷うこともあると思います。
私も設計している現場で鏡のサイズをどのくらいにしたら良いのか。位置はどのくらいの高さにしたら良いのか考えることがあります。今日も最適な高さを悩みました。
一般的な平面鏡
一般的な平面鏡はつるっとしたどこにでも売ってある鏡になります。木製の枠をつけている商品もあれば、枠がないものもあります。
取り付ける方法はミラーのみの場合、壁紙を剥がして、接着剤と両面テープで施工します。この場合は下地は不要です。
全身の靴を履いた状態で確認するのであれば、玄関土間の部分に設置します。
全身の靴を履く前に確認をするのであれば、靴を脱いで上がったところに設計します。
サイズは300mm✕1200mmが適正なようです。私もこの寸法を使用しています。
ですが、ドアが横にある場合は規制品が2050前後なので、そこから600mm引いた寸法の方が枠の上に合うので、きれいだと思います。
参考サイトはこちらです。
全身が映る鏡の大きさと位置について – KG Press | ガラス情報発信メディア
大きな鏡
玄関に大きな鏡を置いたり、貼ったりするとおしゃれではないと思う人もいるのではないでしょうか。でも、玄関が狭い家や収納量が多く必要な家にはおすすめの方法です。玄関収納を選ぶ際に全面ミラーにしてしまえば、簡単に全面ミラーのものを設置できます。
ミラーを大きくすることでメリットがいくつもあります。
- 玄関が広く見える。
- 玄関の見栄えが良くなる。
アンティークミラー
今まで使用していた鏡を使うという場合もあると思います。そのような場合は設置の仕方が変わるので、相談が必要です。
私が設計したときは、重量がそこまで重くなく裏が平面だったので、幅木に乗せかけて、両面テープと接着剤で施工しました。ほかのときは重いので、下地を入れないと設置できないものもありました。
鏡の種類
鏡にも種類がいくつかあるので、一般的なものだけですが、ご紹介します。
普通透明ガラスミラー
一般的な平坦な鏡です。
防湿鏡
洗面所やお風呂の湿気があるところに設置するミラーです。
凹鏡
湾曲した曲面の内側を鏡面としたもの。
凸鏡
湾曲した曲面の外側を鏡面としたもの。
風水
鏡は運気を跳ね返したり、集めたりするので、位置や形にどのような関係があるのでしょうか。
鏡を取り付けする位置は
正面の位置はダメということは知っている人も多いかもしれませんが、方位によって、目的が変わってきます。
- 正面は運気を跳ね返すためNG
- 右側のミラーは、出世・交際・健康運など
- 左側のミラーは、金運
鏡の形は関係あるか
鏡の種類は平坦なものがおすすめです。凹凸があるミラーは運気を散らすので、あまり良くないみたいです。では形の種類はどうでしょうか。
- 丸・・・気を集める
- 横長・・・士の気、木の気を高める
- 縦長・・・士の気高める
- 正方形・・・その場に気を留めておく効果
- 八角形・・・美や才能を高める
まとめ
鏡の設置は小さいことですが、配置やサイズを考えることで玄関の広さの見え方や運気にも影響します。リフォームや模様替えをするときは少し気にしてあげると雰囲気が変わると思いますよ。